2013.04.29
診療
研究

デジタルポスター

第101回日本泌尿器科学会総会に参加し、デジタルポスターで発表してきました。
これまで、学会の発表は口演とポスターで行われていましたが、今回は口演とデジタルポスターという形で行われました。

まず、発表者はインターネットで事前に閲覧用の15枚と発表用の6枚のスライドをPowerPointデータとして登録します。
そして、参加者は学会場にある多数のパソコンからいつでも閲覧出来る状態になっています。

これは僕の発表した観覧用のスライドです。

発表当日は、発表用のスライドを使って、口演と同じように発表します。
口演と違うのは発表するスライドの枚数が少なく、時間も短いことです。
質疑応答も口演と同じようにあります。

デジタルポスター初体験の感想

メリット
3日間のポスターセッションの発表1000題以上をパソコンを使うことで一度に観覧出来る

デメリット
締め切りが1ヶ月まで直前の修正が効かない
ポスターだと発表直後に演者に声をかけ、いろいろな質問が出来るが、口演と同じスタイルなので難しくなる

などです。
今後は、発表スペース等の関係からデジタルポスターは増えていくのかもしれませんね。

2013.04.26
診療
開業 / 病院経営

学会発表で休診いたします。

第101会日本泌尿器科学会総会が2013年4月25日(木)~28日(日)に海道の札幌で開催されています。
当院では、『しっかり透析』を全面に出して診療を行っていますが、実は『泌尿器科もしっかり』であります。

と言うことで、明日土曜日に

演題名:
慢性前立腺炎の治療成績 ~開院より3年間の集計~

と言う演題名で発表してきます。
また、診療・研究におけるさらなるレベルアップを目指し、勉強してきます!

このため、本日は11時受付終了で午後は休診となります。
明日4月27日(土)も泌尿器科の診療を臨時休診いたします。

透析は代診をお願いしてありますので、通常通り行われます。
ご了承のほど宜しくお願いいたします。

https://enjinkai.com/news/2013/04/426427.html

2013.04.25
診療
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

増築工事6

 

昨日は行程会議がありました。
ここ1ヶ月ほど増築工事の事をブログに書いていませんでしたね。
随分工事は進んできています。

 

玄関です。
既存のクリニック玄関に似た作りになっています。
入ってすぐ右に患者さんが迎えの車を待つスペースも作りました。

透析室の天井部分です。
通路はベットの部分より天井が高くなっています。
既存棟透析室の天井は圧迫感が無い様に高くしていますが、新棟は個室ですから自宅と同じ雰囲気にする為に高くしていません。
その分、通路は高いです。

これは何でしょう。
シャワーブースです。
まだ壁も出来ていないのに、シャワーブースが搬入されていました。
スタッフ用と患者さん用の2カ所有ります。

2階の多目的ホールです。
これまで患者さん向けの勉強会は公共施設を借りて行っていましたが、増築後は多目的ホールで講演会等が出来るようになります。
50席くらい入りそうです。
通常はこの場所で運動療法が出来たらいいなあと考えています。

そして、ここは多目的ホールの隣の倉庫です。
一番日当たりがよく、広いベランダもあります。
現時点ではどのように使用するか決まっていません。数年後には活用法を決めたいと思います。

 

2013.04.25
診療
研究

透析条件と痒みの関係

http://blog.m3.com/ennjinnkai/20130417/1

 

透析条件と痒みの関係について白取のそう痒度調査を当院の患者さんに行ってみました。

平均が0.7でした。

1人だけ3の方がいてノーマークでビックリしました。
先ほど、本人に痒いのと聞いたところ、最近行ったホルター心電図のテープかぶれによる痒みでした。
安心しました。

2013.04.24
診療
研究

透析時間と血圧の関係

現在、当院では約70名の透析患者さんが透析治療のため通院しています。
多くの方が5時間もしくは4時間半の透析を行っていて、週3回4時間の方は数名となっています。

その中で、頑なに透析時間を延ばす事を拒んでいる方がいます。
透析毎の体重増加は指示範囲内で、データも良好です。
ただ、血圧が高く、たくさんの降圧剤を処方していますが、なかなか下がりません。

それで、2年前に行われた第56回日本透析医学会総会で、『透析量を増やすと血圧は下がるのか』と言う演題で発表していることを思いだし、資料を作って渡しました。

表題です。

2年前の当時、52名の患者さんに24時間血圧計を用いて血圧の測定を行いました。
そして、4時間透析、4,5時間透析、5時間透析に分けて比較しました。

降圧剤を3種類以上飲んでいる方は、4時間透析の方で圧倒的に多く、時間が長くなると降圧剤を多剤飲んでいる方の人数は減ります。

もちろん、収縮期血圧も4時間透析の方が150くらいに対し、5時間透析の方は10ポイント程度低くなっています。

実際の学会で発表したスライドはクリニックホームページにあります。
リンクを張っておきますので、こちらもご覧になってください。

https://enjinkai.com/society/2011/06/56.html

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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