学会発表
第37回東北腎不全研究会 血液透析の修正可能な治療指標を用いた高透析量透析の評価
血液透析の修正可能な治療指標を用いた高透析量透析の評価
以前福島腎不全研究会で発表したものと同じですが、転院後3ヶ月以上経過した方25名から、転院後半年以上経過した30名で発表しました。
透析学会で発表された死亡リスクと関連する6つの指標の基準値をどの位の患者さんが満たしているかです。
前回の発表では、6つの指標で6つ達成が20%、5つ以上達成が68%でしたが、今回の発表では、6つ達成が36.7%、5つ以上達成が83.3%と治療成績が上昇していました。
ちなみに、DOPPS 2に参加した1805人の血液透析患者さんの集計では、6つ達成が0%、5つ以上達成が1.7%です。
これだけの差が出たのはビックリしましたが、当院で行っている治療方針が間違いないと改めて実感いたしました。